イラクの情報筋は、アメリカ軍や外国部隊が2026年9月以降もイラクに駐留し続けるとする一部メディアの報道は、イラク政府とアメリカ政府の間で合意された内容と矛盾していると強調しました。

一方、匿名のアメリカ当局者は、アメリカとそのパートナーは軍事任務の規模を縮小し、完全撤退ではなく、イラク政府との二国間安全保障の枠組みに移行する方針だと述べました。

2024年9月、イラクとアメリカは、イラクにおけるアメリカ主導の国際有志連合による対テロ軍事作戦を終了し、段階的に二国間の安全保障関係へ移行する計画を発表しました。

計画によりますと、任務の第1段階は2025年9月に終了し、その後も連合軍は、シリアでの対テロ作戦を支援するため、クルディスタン地域に駐留します。そして最終段階は2026年9月に終了する予定です。

これに先立ち、8月12日、イラクのアリ・ザイディ首相は、アメリカ中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官との会談で、アメリカ軍が9月末までにイラクから完全撤退するとの約束を改めて確認しました。

イラク政府は、有志連合の軍事任務の終了は、アメリカとの協力終了を意味するものではないとしています。両国は、経済・開発分野でのパートナーシップに加え、安全保障・防衛関係を引き続き維持する方針です。