
イラクにある爆発現場(写真:Yahoo news)
23日、イラク北部・油田地帯の都市キルクークで、車に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発、合わせて18人が死亡しました。いずれも、キルクークを実質的に 支配しているクルド人自治区の部隊の拠点を狙ったものです。
また、クルド人自治区の中心都市アルビルでも爆発があり、数人がけがをしました。アルビルでの テロは昨年9月以来です。
犯行声明は出ていませんが、イラク北部でクルド人自治区の部隊と戦闘を続けるイスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」の関与が疑われます。
イラクでは、新しいシーア派の首相の下、各勢力が協調して「イスラム国」に対抗することが期待されていますが、22日にはイラク東部のディヤラ州でスンニ 派のモスクをシーア派の民兵組織が襲撃、68人が殺害されました。
これを受けて、スンニ派の政治勢力が連立政権交渉への参加を一時停止するなど、克服すべ き宗派対立の再燃が懸念されています。
