イラク首相 (写真提供:AFP)


(共同)イラク連邦議会は11日、アバディ首相が提案した副大統領と副首相ポストの廃止と省庁再編を柱とした財政再建や汚職対策の改革案を可決、承認しました。首相は肥大化した行政機構をスリムにし、汚職体質の改善に取り組む姿勢を内外にアピールする狙いです。

イラク政府はイスラム教シーア、スンニ両派と少数民族クルド人で要職を

分け合ってきましたが、首相はこの慣例を見直し、能力重視の人事を進める方針です。ただ、ポストの分配は挙国一致を象徴し、主要勢力の均衡を保ってきた側面もあり、改革実現には曲折も予想されます。