19日、イラクの首都バグダッド東部にある市場で、店舗や屋台の被害状況を確認する人々=THX/TTXVN

イラクの首都バグダッド北東部サドルシティーの市場で19日、爆発があり、ロイター通信によると35人が死亡、60人以上が負傷しました。爆発物が使用されたということです。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が自爆攻撃をしたとする犯行声明を出しました。サドルシティーはイラクで多数派のシーア派住民が多い地区で、同派を標的としたテロとみられます。

イラクでは20日以降、「犠牲祭」と呼ばれる祝祭期間に入るため市場は買い物客で混雑していました。サレハ大統領は「犠牲祭を前にした市民が狙われた」と強く非難しました。

バグダッドでは2017年までISがテロを続発させましたが、イラク政府が対IS勝利を宣言した同年末以降の治安は改善傾向にあります。一方、ことし1月には自爆テロで32人が死亡し、ISが犯行声明を出すなど過激派の活動が再開している兆しもあります。(産経新聞)