(NHK) イラクの首都バグダッドで警察の検問所を狙った自爆テロがあり、市民を含む15人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出しました。

バグダッドの郊外で24日、警察の検問所に歩いて近づいた男が服に隠して身に付けていた爆発物を爆発させました。現地の治安当局によりますと、この爆発で警察官のほか近くに居合わせた大勢の市民が巻き込まれ、合わせて15人が死亡し、30人がけがをしました。


(写真:TTXVN)

現場はイスラム教シーア派の住民が多く暮らす地区で、事件のあと、スンニ派の過激派組織ISがインターネット上に犯行を認める声明を出し、軍の兵士とシーア派の民兵のいる場所を狙ったとしています。

イラクでは、アメリカ主導の有志連合の支援を受けた政府軍やシーア派の民兵が先月下旬、ISから中部の要衝ファルージャを奪還したあと、第2の都市モスルの奪還に向けて、周辺地域で攻勢を強めようとしています。

ISはこうした動きに対抗して、今月3日にもバグダッドのシーア派地区にある買い物客で混雑する商店街で爆弾テロを起こし、およそ300人が死亡しており、治安が悪化の一途をたどっています。