イラク治安部隊=AFP



(AFP)イラク当局は2日、イスラム過激派組織「IS=イスラム国」に制圧された同国西部のヒートで治安部隊がISの地下監獄を発見し、収容されていた約1500人を解放したと発表しました。

ISが広い範囲を制圧したアンバル州有数の人口密集地であるヒートは、一部地域をイラク軍が奪還したものの残りの地域はまだISの支配下にあります。

現地の警察幹部は治安部隊がヒート奪還作戦中に大規模な地下監獄を発見し収容されていた約1500人を解放したと述べました。アンバル州当局者も約1500人が監獄から解放されたと確認し、その多くは一般市民だったと述べました。

ISは2014年にイラクの首都バグダットの北と西の広い地域を制圧したが、イラク治安部隊はこれまでにそのかなりの部分を奪還しています。イラク軍は昨年12月、アンバル州の州都ラマディを奪還したものの、同州のファルージャとヒートはまだISの支配下にあります。

イラク政府は先月半ば、ヒート奪還の軍事作戦を開始しました。しかしバグダッドで行われた抗議行動の参加者警護のため兵士の多くがアンバル州を離れたことで作戦が遅れた可能性もあるということです。