イラクで、イスラム武装勢力が支配地域を拡大しています。首都バグダッドの北約50kmのバクバまで迫ったのに加えて西部のルトバまでを制圧し、イラク北部だけでなく、西部でも勢力を広げつつあります。

イラクのイスラム武装勢力の戦闘員(写真:AFP)
CNNは、イラク治安当局高官の話として、西部アンバル州の4都市がイスラム武装勢力「ISIS=イラク・シリアのイスラム国」の支配下に入ったと伝 えています。新たに占拠された4都市はシリア国境に近い地域で、首都バグダッドへ通じる主要道路沿いに位置しているため、ISISがシリアからバグダッド に侵攻するという懸念が高まっています。
一方、エジプトを訪問したアメリカのケリー国務長官はシシ大統領らと会談し、「ISISは、この地域のすべての国にとって脅威である」と危機感を示しました。そのうえで、両国が武装勢力の脅威に立ち向かうための努力を結集するべきだという考えで一致しました。
