(NHK)イラク政府はISが支配してきた中部の都市、ファルージャの奪還に向けて1か月以上にわたり大規模な軍事作戦を続け、いったん17日に奪還したと発表しましたが、その後も、一部の地区にISの戦闘員が残り戦闘が続いていました。


(写真:THX/TTXVN)


イラク政府軍は26日、国営テレビを通して声明を発表し、「イラクの人々にすばらしい知らせを届ける。ファルージャでの戦いは終わった」として、完全に制圧したと宣言しました。
これを受けてイラク政府は今後、北部にあるIS最大の拠点モスルの奪還に向けて、戦力を集中するものとみられます。


国連によりますと、作戦が始まって以来、ファルージャとその周辺から8万5000人余りの住民が避難を余儀なくされていますが、市内にはISが爆弾を仕掛けていたり、戦闘員が潜んでいたりする可能性があり、住民の帰還には時間がかかる見通しです。


また、避難民が暮らすキャンプでは、テントや医薬品などさまざまな物資が不足していて、キャンプで活動するNGOは、気温が上がるなか水が不足して住民の健康状態が悪化することを懸念しています。