(NHK)イランの国営メディアが19日に伝えたところによりますと、イランの航空当局のトップが旅客機100機を購入することでアメリカのボーイング社と合意したことを明らかにしました。

(写真:ロイター)
イランでは欧米などの制裁の影響で旅客機が老朽化し、国内にある250機のうちおよそ40%が運航できなくなっています。このため、イラン政府は核開発に関連する経済制裁の解除を受けて旅客機の更新を急いでいて、ことし1月にはヨーロッパのエアバスから118機を購入する契約を結んでいます。
しかし、エアバス機にはアメリカ製の部品も使われていることから、実際の取り引きには、ミサイル開発など核開発とは別の問題でイランに対する制裁を続けているアメリカ政府の承認が必要で、イランの航空当局は「最後の障害はアメリカ政府の承認だ」としています。
このため、イラン側とボーイング社の合意についても、アメリカ政府がどのような判断を示すか注目されます。
