(写真:AFP/TTXVN)

イランの核開発を監視するIAEA=国際原子力機関は、2日、イランが、中部ナタンズの地下の核施設で、新たに設置した高性能の遠心分離機を使って1月30日からウランの濃縮活動を開始していたことをNHKの取材に対し、明らかにしました。

高性能の遠心分離機を使って、ウランの濃縮活動を行うことは、軍事目的で使用されるおそれがあることから核合意で禁止されています。
イランのガリブアバディIAEA大使は、ツイッターで、高性能の遠心分離機は、従来のものよりも4倍の能力があると主張しました。
さらに、ガリブアバディ大使は、中部フォルドゥの核施設でも、別の高性能の遠心分離機を設置し、今後、さらに数を増やしていく意向も示しています。

アメリカの制裁解除を求めるイランは、IAEAの抜き打ち査察の受け入れを2月下旬以降、停止する意向も示すなど、バイデン政権への揺さぶりを続けていますが、核開発を進めるイランに対し、欧米諸国からは懸念の声が強まっています。(NHK)