イランでは米制裁で経済低迷が深刻化し、パンや肉など生活必需品も価格高騰が続きます。通貨イラン・リアルも対ドルで価値が下落し、国民の暮らしを圧迫しています。指導部に対する不満は2022年、女性に着用が義務づけられた頭髪を覆うスカーフ「ヘジャブ」をめぐる大規模な抗議デモとなって表面化しました。
1日午前中、首都テヘランで2つの投票所に行いましたが、保守的な意見の有権者が多かったです。黒ずくめの服装の女子大学生(24)は「今こそ体制の強さを示すべき。生活は苦しいけど、ライシ大統領は公約を実現している」と述べました。建設作業員の男性(54)は「妻と娘は常にヘジャブをかぶっている。脱ごうとしたら、イスラムの価値を守るために着用し続けろと言う」としました。
1日には、最高指導者を選出・罷免する権限がある「専門家会議」(定数88、任期8年)の投票も実施されました。反米保守の頂点に立つ現最高指導者のハメネイ師は84歳の高齢で、新たに選出される顔ぶれは国の方向性を左右する大きな意味を持ちます。
有権者は約6100万人で、開票結果の確定までには数日間かかるとみられます。(sankei.com)
