イラン外務省のキャンアニ報道官=IRNA/TTXVN

イラン核合意の立て直しに向け、アメリカとイランが行っている間接協議をめぐり、仲介役のEU=ヨーロッパ連合が提示した妥結案に対し、アメリカ側が回答しました。

詳細は明らかになっていませんが、イランとの立場には隔たりが残されているとみられ、今後歩み寄れるのかが焦点です。

イラン核合意は、イランが核開発を制限する見返りに、国際社会が制裁を解除するもので、アメリカとイランは立て直しに向け、EUなどを仲介役として間接協議を行っています。

EUは今月8日「最終案」だとする妥結案を双方に提示し、これまでにイランは妥結案に対する見解をEUに伝え、アメリカはイラン側の見解について関係国とともに精査を続けていました。

こうした中、アメリカ国務省のプライス報道官は24日、記者団に対し「精査は完了し、きょうEUに回答した」と明らかにしました。

イラン外務省のキャンアニ報道官は24日、声明を出し、EUを通じてアメリカ側の回答を受け取ったとしたうえで「慎重に検討している。検討が終わり次第、イランの見解をEUに伝える」としています。

ただ、アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は記者団に対し、詳細は明らかにしませんでしたが「双方の立場には隔たりがある」と述べていて今後、歩み寄れるのかが焦点です。(NHK)