米国務省高官は先に、先月29日に始まった間接協議について、イランが合意再建に向けて示していた全ての譲歩案を撤回する一方、他国による妥協は維持した上でさらなる要求を行ったと非難しました。

イランのアリ・バゲリ・カーニ首席交渉官は、この日の協議後に「イランは従来の立場に基づいて真剣に協議を続けていくことを強調した」と記者団に語りました。

米国はイランに柔軟な対応を取る意向があるかどうかを見極めるには数日かかるとし、米当局者は外交的に解決できなければイランが直面し得る経済的・軍事的コストについて示唆しました。

ロイターは、ワシントンで9日行われる米国とイスラエルの国防相会談で、外交が失敗した際にイランの核施設を破壊するというシナリオに備えて軍事演習の可能性が議論されると伝えました。

オースティン米国防相は会談の冒頭、ウィーンの核協議でイランが建設的な関与を示さなかったと述べました。

ホワイトハウスのサキ報道官は、「外交がすぐに軌道に乗らず、イランの核開発が加速し続けるなら、イランの資金を生み出す部門をさらに制限する追加措置を取らざるを得ないだろう」と述べました。(ロイター)