再建交渉を巡り、仲介役カタールの提示内容が判明したのは初めてです。
イランの核開発制限と米国の制裁解除の範囲を巡る双方の主張の隔たりは依然大きく、暫定案が進展につながるかどうかは不透明です。広範囲にわたる交渉での合意形成には時間を要するため、カタールは内容を絞り、難局を打開したい考えとみられます。
イラン核合意は15年に結ばれ、イランが核開発を制限する見返りに米欧が制裁を解除する仕組みです。トランプ前米政権による離脱などで機能不全に陥りました。バイデン政権は合意再建を目指しています。
核合意は、イランのウラン濃縮度を原発燃料程度の3・67%と定めます。60%は核兵器級の90%に接近する重大な合意違反で、米欧は懸念を募らせています。(共同)
