
ザリフ外相(左)、アシュトン前外務・安全保障政策上級代表(中央)、ケリー国務長官(右)(写真:AFP/TTXVN)
(毎日) イギリスのハモンド外相とフランスのファビウス外相は21日、イラン核問題の解決を目指し同国と欧米など6カ国が交渉を続けるウィーンに入りました。20日に現地入りしたア メリカのケリー国務長官とともに、24日に期限を迎える核交渉の妥結に向け詰めの協議に入ります。
しかし、双方の 主張に隔たりが残る中、ロシアのラブロフ外相の参加が確定しないなど、外相級の全体会合の見通しはついていないということです。
18日に始まった交渉では、各国の代表団による2国間会合などが断続的に行われています。ケリー氏は21日、前日に引き続き6カ国側をまとめるEU=欧州連合のアシュトン前外務・安全保障政策上級代表、イランのザリフ外相と会談しました。一方で、各国代表団が顔をそろえた会合はまだ開かれていません。イラン国営通信は、ザリフ氏が国内での意見調整のため21日夜に一時帰国する見通しを伝えました。
交渉は重要な局面で難航しています。イランの核兵器開発を警戒する6カ国側は、イランにウラン濃縮能力の縮小などを要求しました。これに対し、イランは欧米などによる経済制裁の全面解除を求め、「重要なポイントで隔たりが残ったまま」の展開が続いています。
