核開発問題の包括的な解決を目指すイランと欧米など関係6か国は、6月までに最終合意を実現させるため、今月末を期限として合意の枠組みをまとめることを目指しています。

期 限が1週間余りに迫るなか、イランとの集中協議を終えたアメリカのケリー国務長官は21日、スイスのローザンヌで記者会見し「実質的な進展があった」など と述べて、協議の成果を強調しました。しかし、このあとロンドンで行われたアメリカやイギリスなど欧米の4か国の外相会談のあと、イギリスのハモンド外相 は「重要な進展もあれば、合意に至っていない部分もある。イランが厳しい決断を下すときだ」などと述べ、欧米側としては、これまでと同様にイラン側に一段 の譲歩を迫る考えを示しました。


ロウハニ大統領(写真: Patdollard)

イランと欧米側の交渉は、25日に再開される見通しですが、イランのロウハニ大統領は21日、最終決断を求められているのは欧米側だとしていて、双方ともに譲らない姿勢を強調するなか、交渉ではイランに認める核開発の規模などを巡って厳しい駆け引きが予想されます。