(NHK) イランの核開発問題を巡る、欧米など関係6か国とイランの最終合意について、アメリカの議会は今月20日から、合意内容を承認するかどうか、60日にわたる審査を始めています。

米国のケリー国務長官(写真:: AFP/TTXVN)
23 日には議会上院の外交委員会で公聴会が開かれ、交渉を主導したケリー国務長官は「今回の合意で、イランが保有する濃縮ウランを98%も取り除き、核開発を 大幅に、そして持続的に制限できる。アメリカにとって、それに中東の同盟国にとってもよい合意だ」と述べ、議会に対して理解を求めました。
これに対し、野党・共和党からは、ルビオ上院議員が「イランに科していた武器の禁輸も解除されることになる。制裁解除で、イランは大量の資金を獲得し、アメリカや同盟国を直接、脅かすことになり、世界はさらに危険になる」と批判しました。
共和党は、イランとの合意を承認しない立場をとっているほか、今回の合意に反発するイスラエル系のロビー団体も、議員に対し合意を認めないよう働きかけを続けていて、承認を求めるオバマ政権との攻防が激しくなっています。
