イラン核問題協議 の期限はさらに3日間延長

(NHK) 核開発問題の解決を求めてオーストリアのウィーンで開かれている欧米など関係6か国とイランの協議は、1週間延長した交渉期限を迎えるなか、外相による全体会合を重ね、最終合意を目指してきました。し かし、6か国側の調整役を務めるEU=ヨーロッパ連合のモゲリーニ上級代表は7日、記者団に対し、「最も難しい交渉に入った」と述べたほか、アメリカの交 渉団も声明で「今は期限を守ることよりも、最終合意の内容を高めることが重要だ」としたうえで、交渉期限を10日までの3日間、延長する対応をとりまし た。交渉では、核兵器の開発疑惑が指摘される軍事施設の査察などで対立点が残っているとみられます。また、イランに地対空ミサイルシステムの輸出を進めているロシアのラブロフ外相は、記者団に対し、「武器の禁輸措置という大きな問題が残っている」と述べ、イランに対する武器輸出の制裁解除を巡っても交渉が続いていることを明らかにしました。協議では8日以降も、アメリカのケリー長官とイランのザリーフ外相による交渉を通じて残された隔たりを埋めるための打開策を探る方針で、最終合意に向けた厳しい交渉が続いています。