2021年12月3日オーストリアのウィーンで、核合意をめぐるアメリアとイランの間接協議に臨むEUやイランの代表者ら=THX/TTXVN |
イラン外務省のハティブザデ報道官も同日、いったん協議を停止することによって「残る問題を解決するための勢いが生まれるだろう」と述べ、受け入れる考えを示しました。
協議をどの程度の期間停止するかは明らかではありません。ロシアによるウクライナ侵攻への対応に追われるなか、ロシアが当事国である協議を進めるのが難しくなっている状況をうかがわせました。
ロシアはウクライナ侵攻をめぐる国際制裁がイランとの貿易に影響を及ぼさないよう制裁の適用除外を要求し、最終局面で話し合いが複雑化していました。ロシアは協議停止が同国の行動と関係しているとの見方を否定しています。
ウクライナ危機に伴い世界のエネルギー価格は高止まりが続きます。核合意の再建でイラン産原油の輸出が再開すれば日量150万バレル程度の追加供給が見込まれ需給の緩和要因になるとみられていました。
ボレル氏は「(イラン核合意再建の)最終草案は机上にあり、最終的な合意に努力を続ける」と述べました。(日本経済新聞)

