核開発問題の包括的な解決を目指すイランと欧米など関係6か国は今月24日の交渉期限までの最終合意の実現に向け、オーストリアのウィーンで大詰めの協議を行いました。

最終盤には外相級の全体会合も行われましたが、ウランの濃縮活動の規模など主要な争点を巡る意見の隔たりを埋めることはできませんでした。交渉では最終合意の実現が難しくなったことを受けて、問題の解決に向けた大きな方針を定め、細部の詰めは後回しにする「枠組み合意」を目指しましたが、これもまとめられませんでした。

イランと関係6か国は決裂を避けるため、交渉期限を延長し、4か月後の3月までに「枠組み合意」をまとめたうえで、7か月後までに最終合意を目指すことを決めました。

協議のあと、イランのザリーフ外相と関係6か国の調整役を務めるEU=欧州連合のアシュトン前上級代表が声明を読み上げ、交渉期限を6月30日に決めたことを発表しました。