IRNA=国営イラン通信によりますと、ジャフロミ通信・情報技術相はイマム・ホメイニ宇宙センターで打ち上げに伴う式典が催された後、ロケット発射の第3段階で所要の速度が得られず、軌道へ投入出来なかったと述べました。近く別の衛星を打ち上げるとの計画も示しました。

イランによる弾道ミサイル開発を警戒するアメリカは今回の衛星打ち上げについて、イランとの核合意に伴う国連安全保障理事会の決議違反と主張し、中止を要求しました。ポンペオ米国務長官は実施した場合、イランへの制裁強化も警告していました。

同長官は今月3日の声明で、衛星打ち上げの手段にはICMB=大陸間弾道ミサイルなど弾道ミサイルのと実質的に同一の技術が用いられていると指摘しました。15日には衛星打ち上げは最終的に弾道ミサイル製造の能力につながると再度主張しました。

ミサイル問題などの専門家はCNNの取材に、イランの今回の衛星打ち上げにはICBMの技術は使っていないとし、衛星は通信用としたイランの説明に注意を向けました。

トランプ米政権はイランとの核合意から離脱し、同国への制裁再開に踏み切っています。