米国がイランの重水32トンを購入する= RT


(毎日新聞)アメリカエネルギー省は22日、イランが製造した重水32トンを860万ドル(約9億6000万円)で購入し、アメリカに移送すると発表しました。

イランが西部アラクに建設中の重水炉用に製造したものです。イランとアメリカなど主要6カ国が昨年7月に結んだ核問題に関する包括合意でこの重水炉が設計変更されることになり、不要となった重水の一部を購入します。アメリカ・テネシー州にある国立オークリッジ研究所に近く移送し、産業用、研究用などとして国内で販売するとしています。

重水炉は日本などの原子力発電所で利用される軽水炉に比べ、核兵器の原材料となる良質なプルトニウムが容易に製造できることから主要6カ国は設計変更を求め、イランもこれを受け入れていました。インドやパキスタンなどは重水炉で製造したプルトニウムを使って核兵器を製造しています。