イランのアッバス・アラグチ外相は9月22日、アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会一般討論の傍ら、アメリカのスティーブ・ウィトコフ特使と会談し、世界のエネルギー輸送にとって戦略的に重要なホルムズ海峡を再開するためのイラン側の条件を伝えました。
イラン国営メディアによりますと、イランはアメリカに対し、海上封鎖を直ちに解除し、イラン資産の凍結を解除するとともに、すべての戦線で戦争を終結させるよう求めています。
現時点で、イラン側が示した条件に対するアメリカ側の反応や、ホルムズ海峡がいつ再開されるかについては明らかになっていません。
一方、この会談に関連し、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、イランとの合意に向けた取り組みが進展していると述べました。
イスラエルとイランを除く中東12か国の高官との会合で、トランプ大統領は、アメリカのスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏がイラン当局者と「非常に実りある」協議を行ったと改めて明らかにしました。
トランプ大統領は、双方が合意に向かう機運は高まっているとの見方を示し、アメリカの中間選挙までに、イランとの紛争を合意によって終結できることへの期待を引き続き表明しました。
ホルムズ海峡に関連して、イラン国会の国家安全保障・外交政策委員会は9月23日、この戦略的な海上交通路に対するイランの管理権を強化する法案の一環として、ホルムズ海峡の通航規則に違反する船舶に対する新たな罰則を承認しました。
