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イランでは去年の末から起きた反政府デモでこれまでに20人以上が死亡し、アメリカは5日、国連の安全保障理事会で緊急会合を要請し、イランの人権状況の改善を求めるよう主張しましたが、ロシアや中国はイランの内政問題だと反対し、一致したメッセージは打ち出されませんでした。
これについてイランのザリーフ外相は6日、ツイッターで「国連安保理を乗っ取ろうとするアメリカの試みは退けられた。トランプ外交の新たな失敗だ」と投稿し、アメリカを非難しました。
イラン国内ではここ数日、反政府デモに関する新たな死者やけが人の情報が伝えられておらず、またテヘラン中心部の警備態勢は縮小されているもようで、外交筋からは「反政府デモは収束に向かっているようだ」という見方が出ています。
さらにイラン各地で最高指導者ハメネイ師への忠誠を呼びかける集会が開かれ、国営放送は集会の参加者が「アメリカに死を」「暴徒たちに死を」などとシュプレヒコールを繰り返す様子を連日伝えており、反政府デモに圧力を加えるとともに、アメリカをけん制する狙いもあると見られます。

