アメリカとイランの核合意再建を巡る間接協議は昨年9月以降停滞が続き、互いに相手方が不当な要求をしていると非難し合っています。数日前には、イラン側が制裁の解除を受ける見返りに、核開発プログラムを制限する形で双方が暫定的な合意に近づいているとの報道を、両国がともに否定しました。
こうした中でイラン国営メディアによりますと、ハメネイ師は「(西側との)合意には何も悪いことなどない。ただしわれわれの原子力産業のインフラには手を付けられるべきではない」と語りました。
米国務省の報道官は、ハメネイ師の発言に直接コメントはせず、アメリカは「決してイランが核兵器を所有するのを認めない決意を持っている」というバイデン政権の方針を繰り返しました。
同報道官は、そうした目的達成に最善の方法は外交だと信じますが、大統領はいかなる選択肢も排除しない姿勢を明確にしていると指摘しました。アメリカが軍事力行使に含みを持たせていると改めて示唆しました。(ロイター)
