恩赦は、1979年のイスラム革命から11日で44年目の記念日を迎えることを踏まえた措置です。ただ複数の国営メディアは、死刑判決を受けている一部のデモ参加者や、複数の国籍保有者、外国のスパイとして訴追された者などは恩赦の対象にならないとしています。
イランでは昨年9月、髪を隠すスカーフ(ヒジャブ)のかぶり方が不適切だとして当局に拘束された女性が急死した事件を巡り、抗議デモが各地に拡大しました。次第にイスラム革命以降で最大級の反政府運動に発展しましたが、治安当局が厳しい弾圧で強引に沈静化させました。
報道によりますと、これらのデモとの関連で約2万人が拘束されたもようです。人権団体は、弾圧の過程で500人を超える死者が出たと非難しています。
こうした中で恩赦を提案したモホセニエジェイ司法府代表は、ハメネイ師宛ての書簡で「外国の敵と反革命勢力の計画が失敗しつつあり、(彼らの洗脳や宣伝に乗った)多くの若者が自らの行動に後悔の念を持っている」と説明しました。(ロイター)
