
写真提供:Infonet
(NHK)過激派組織IS=イスラミックステートが去年6月、シリアとイラクにまたがる「イスラム国家」の樹立を一方的に宣言してから、29日で1年となりました。ISはその後、勢力を広げ、中東や世界各地で依然大きな脅威となっています。
イギリスを拠点にシリアの内戦の情報を収集している「シリア人権監視団」によりますと、ISが「イスラム国家」の樹立を宣言してからこの1年間にシリアで殺害した人の数は、3000人以上に上ります。
このうち全体の3分の2近くに当たるおよそ1800人が一般市民だったほか、シリア政府軍の兵士がおよそ900人、対立しているほかの反政府勢力などが200人余り、ISによって殺害されたとしています。
さらに、スパイをしようとしたなどの理由で、みずからのメンバーも140人余りを処刑したということで、恐怖による支配を強めている実態がうかがえます。
