12月20日、イスラエル軍の攻撃を受けたガザ地区南部ラファの現場=THX/TTXVN |
イスラエル軍は28日、制圧を進めているガザ地区北部で、この2日間にイスラム組織ハマスの掃討作戦を行い、ゲリラ戦で抵抗を続けるハマスの戦闘員を空爆したと、発表しました。
また、南部のハンユニスにはハマスの主要な拠点があるとして追加の部隊を展開させるなど、中部や南部で軍事作戦を拡大させています。
ガザ地区の保健当局は、これまでの死者が2万1110人に上っているとしていて、犠牲者の増加に歯止めがかからなくなっています。
一方、イスラエル北部のレバノンとの国境地帯では、シーア派組織ヒズボラとの間で緊張が高まっていて、イスラエル軍によりますと、26日にはレバノンにあるヒズボラの拠点を空爆したのに対し、27日には国境付近のイスラエルの2つの町にヒズボラが発射したとみられる数十発のロケット弾が着弾したということです。
北部の国境地帯についてイスラエル軍のトップ、ハレビ参謀総長は27日、「必要であれば攻撃できるよう準備する必要がある。軍と北部司令部は、高度な準備態勢にある」と述べて戦闘への備えを強調しました。
こうした中、アメリカの一部メディアは、ブリンケン国務長官が年明けからイスラエルやカタールなど中東の複数の国を訪問すると報じていて、ガザ地区でのより小規模な作戦への移行や、人質の解放などに向け各国と協議を重ねるとみられます。(NHK)

