(写真:THX/TTXVN)

これを受けて、イスラエルは同日、国内の刑務所に収監していたパレスチナ人110人を釈放しました。

ガザ南部ハンユニスでは人質らがガザ地区の武装組織「イスラム聖戦」(PIJ)とハマスの武装したメンバーに挟まれながら赤十字に引き渡されました。その際、群衆が押し寄せて現場は混乱し、その映像を見たイスラエルのネタニヤフ首相が「衝撃的」としてパレスチナ人の釈放を一時延期しました。

これを受けて、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸では一部のパレスチナ人が現地に展開するイスラエルの治安部隊に向かって石を投げたり、タイヤを燃やしたりするなどして反発しました。治安部隊は閃光手榴弾(せんこうしゅりゅうだん)やゴム弾、催涙ガスなどで応じました。 パレスチナ赤新月社(PRCS)によると、この衝突で14人が病院で手当てを受けました。うち3人は実弾により負傷したといいます。

同日解放された人質はイスラエル人3人とタイ人5人でした。解放後、全員が病院に移送され、健康状態のチェックを受けました。

一方、釈放されたパレスチナ人110人の内訳は終身刑を言い渡された囚人32人、重刑を受けた囚人48人、子ども30人でした。釈放された人の一部が到着したヨルダン川西岸ラマラでは多くの人が出迎え、帰還を祝いました。

イスラエル側は人質解放時の混乱の再発防止を仲介国に要求し、その後同日予定されていたパレスチナ人の釈放を完了しました。(CNN)