2025年1月27日、パレスチナ自治区ガザ地区で自宅に戻るパレスチナの人々(写真:THX/TTXVN)

イスラエル軍は2日、占領地ヨルダン川西岸にあるジェニン難民キャンプの建物を爆破しました。パレスチナ国営通信社によりますと、この攻撃により約20棟の建物が破壊されたということです。

現地の映像では、難民キャンプ内で複数の爆発が同時に発生し、上空に厚い煙が立ち込める様子が確認されました。

イスラエル軍は、ヨルダン川西岸北部でパレスチナの過激派戦闘員を標的とした大規模軍事作戦を約2週間にわたり実施しており、今回の爆破もその一環とみられます。

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、アメリカに対しイスラエルの軍事作戦を終結させるよう要請し、国連安全保障理事会に緊急会合の開催を求めたとしています。

イスラエル軍は西岸北部で23棟の建物を破壊したと発表しました。ジェニン政府病院の院長はパレスチナ国営通信社の取材に対し、「爆発の影響で病院の一部が損傷したが、死傷者は確認されていない」と述べました。

ジェニンには、1948年のイスラエル建国時の戦争で家を追われたパレスチナ人が住む難民キャンプがあり、過激派活動の中心地とされてきました。そのため、イスラエル治安部隊による度重なる軍事作戦の標的となっています。(ロイター)