閣議で発言したネタニヤフ首相は、ヘズボラがこれまで協議されてきた条件の受け入れを拒否しているため、現時点で「いかなる合意も存在しない」と強調しました。この決定は、多くの閣僚が今回の停戦合意について「極めて不安定なもの」と受け止めており、イスラエル政府が正式に合意を履行する前に、閣議での承認を得るべきだと主張している中で下されました。
これに先立ち、イスラエルとレバノンの代表団は、3日にアメリカのワシントンで行われた会談で、停戦期間の延長に合意していました。しかし、新たな合意案では、ヘズボラに対してイスラエルへの攻撃活動を全面的に停止することを求めているほか、レバノン南部に、レバノン国軍が完全な治安権限を握り、非政府の武装勢力の活動を認めない「試行地域(パイロットエリア)」を設置することが義務づけられています。これに対し、ヘズボラの指導者であるナイム・カセム氏は、この提案を拒否する姿勢を示しています。
