イスラエルの総選挙は9日、投票が行われ、開票作業が進められています。

イスラエルの選挙管理委員会によりますと、開票率は90%を超えましたが、ネタニヤフ首相が党首を務める右派政党「リクード」とイスラエル軍の元参謀総長ガンツ氏が率いる中道会派「青と白」が第1党の座をめぐり、ほぼ横一線となっています。
いずれの政党も過半数には届かない見通しです。

開票が進む中、ネタニヤフ首相は「イスラエル国民が再び私を信任してくれたことに感謝したい」と勝利を宣言し、複数の政党と連立交渉を始めたことを明らかにしました。

一方、中道会派を率いるガンツ代表も勝利を宣言し、「最も得票の多かった政党が連立政権を担うべきだ」と述べて、政権の発足に意欲を示しました。

今後、それぞれが他の少数政党と連立交渉を行い、議会の多数派を形成できそうな政党の党首が大統領から組閣を要請されることになっています。

イスラエルで10年ぶりの政権交代が起きればパレスチナ問題の行方や中東情勢に影響するだけに、選挙の結果が注目されています。