
写真:AFP/TTXVN
報道によりますと、同国第2の都市、東部ベンガジを拠点とするイスラム系民兵が30日までに、ベンガジ東部にある国軍特殊部隊の基地を制圧しました。数日間の戦闘で、一般市民を含む約60人が死亡しました。
ベンガジでは2011年の内戦後、過激派を含むイスラム系民兵が台頭しました。今年5月以降、元軍将官のハフタル氏が「ベンガジの治安を回復する」と民兵部隊を率いてイスラム系民兵と戦闘を始め、軍特殊部隊もハフタル氏側について参戦しています。
こうした事態を受けて、フランス政府は27日、自国民にリビアから退去するよう勧告し、トリポリの空港には出国する人たちの姿が見られます。
また、日本政府はすでに現地の日本大使館を一時的に閉鎖し、リビアへの渡航を延期するよう呼びかけているほか、アメリカ政府も大使館のすべての職員を一時的に他国に退避させる措置をとっています。
リビアでは、3年前にカダフィ政権が崩壊し、先月には議会選挙が行われましたが、内戦によって政府軍が弱体化し、国内各地でさまざまな武装勢力が衝突を繰り返すなど治安の悪化に歯止めがかかっていません。
