宣誓式に参加したイタリア大統領とイタリア首相(写真:Guglielmo Mangiapane/Reuters)

先月のイタリア議会選挙で第1党となった「イタリアの同胞」のメローニ党首は22日、首都ローマの大統領府での宣誓式を経て、イタリア初の女性首相として就任しました。

新たに発足したメローニ政権は、サルビーニ元内相が率いる「同盟」とベルルスコーニ元首相の「フォルツァ・イタリア」との連立政権です。

サルビーニ氏はウクライナ侵攻をめぐるEUのロシアへの制裁を批判しているほか、ベルルスコーニ氏はロシアのプーチン大統領と個人的に親しい関係で知られています。

これに対して、メローニ氏は、EUやNATO=北大西洋条約機構との連携を重視する姿勢を強調していて、EUの議会にあたるヨーロッパ議会の元議長を外相に起用したことから、EUとの関係を重視する姿勢の現れではないかという見方も出ています。

このため、メローニ政権が、今後、連立政権内の各党のロシアに対する姿勢の違いを調整して、EUとの関係をどう構築していくかが焦点となります。

(NHK)