(NHK)アメリカのUSGS=地質調査所によりますと、イタリア中部で26日夜、マグニチュード5.5と6.1の地震がありました。震源地はいずれも首都ローマの北東およそ120キロで、震源の深さはおよそ10キロと推定されています。
震源に近い町ビッソでは一部の建物が倒壊するなどの被害が出ていて、記者会見したイタリア政府の当局者は、各地で合わせて数十人がけがをしたことを明らかにしましたが、いずれも命に別状はないとしています。

(写真:AFP/TTXVN)
現地からの映像では、地震の揺れで教会の建物が崩れ落ち、土ぼこりが立ちこめる様子や、建物の外壁が崩れてがれきが散乱している様子が確認できます。
ビッソに住む男性は、「本当にこわかったです。すべてが揺れ始めて、次々と物が落ちてきました」と話していました。
現地ではその後もマグニチュード4程度の地震が続いていて、一部の住民は避難所や車の中で一夜を過ごしています。
イタリア中部では、ことし8月にもおよそ300人が犠牲になる地震が起きて一部の建物が崩れやすくなっていたと見られていて、地元の自治体などが被害状況を調べるとともに被災した人の支援にあたっています。
