アメリカ駐在のVOV特派員によりますと、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、アメリカとイランが紛争終結に向けた解決策を探るため、「非常に踏み込んだ」交渉を行っていると明らかにしました。一方で、外交プロセスが成果を上げない場合、アメリカは速やかに軍事行動を再開すると警告しました。
トランプ大統領は7月27日、記者団に対し、両国にはまだ合意に達する機会が残されていると述べました。トランプ大統領によりますと、イランはこの2週間近く、アメリカによる激しい空爆を受けた後、対話への意欲を示したということです。
一方、イラン側は、仲介国を通じた連絡ルートは維持しているとしながらも、イランがアメリカとの直接交渉を自ら求めたとの情報は否定しています。
イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は、こうした情報は正確ではないとしたうえで、イランは外交的解決を放棄していないと強調しました。
また、イランの高官は、アメリカが空爆の一時停止を維持する限り、イランも攻撃を停止すると述べました。イランはさらに、世界の石油のおよそ20%が輸送される海上交通路であるホルムズ海峡の情勢を、引き続き掌握していると主張しています。
交渉再開への期待は、直ちにエネルギー市場にも影響を及ぼしました。7月27日の取引で、北海ブレント原油の価格は8%以上下落し、1バレル=89ドルを下回りました。先週には一時、100ドルを超えていました。
