会議には、農業環境省のレ・コン・タイン副大臣のほか、関係機関や研究所、水資源、建設分野の専門家、各地方の農業環境局の代表らが参加しました。
ベトナムでは、気候変動の影響や急速な都市化により、都市部の浸水被害が深刻化しています。このため、政策の枠組みや都市計画、関係機関の連携をどう強化するかが大きな課題となっています。
会議でJICAの専門家は、日本の都市洪水対策と総合的な流域管理の経験を紹介しました。このうち、JICAプロジェクトチーフアドバイザーの青山芳彦氏は、大阪の寝屋川流域を例に、河川、排水網、ポンプ場、雨水を一時的にためる施設などを組み合わせた対策を説明しました。
また、防災アドバイザーの守安邦弘氏は、洪水管理には、分野を超えた計画づくり、整った法制度、関係機関の効果的な連携が重要だと強調しました。
参加者は、ベトナムの都市排水や貯水対策、流域単位での管理のあり方について意見を交わしました。JICAは今後も、ベトナムの気候変動への対応力を高め、災害リスクの軽減と持続可能な発展を支援していく方針です。
