式典には、事業の実施機関であるホーチミン市都市インフラ建設投資プロジェクト管理機関、施工を担う日本のヤスダエンジニアリング、JICAの関係者が出席しました。

この事業は、ホーチミン市中心部の老朽化した下水道管を改修し、排水機能の向上と道路陥没リスクの軽減を図るものです。市内では、フランス統治時代に整備された古い管路の劣化が進み、浸水被害や道路の陥没、地下水汚染などが課題となっています。

今回採用されるのは、道路を大きく掘り起こさずに管路を改修する日本の非開削技術です。交通量の多い市街地でも、道路交通や周辺住民、事業活動への影響を抑えながら工事を進めることができます。

事業では、市中心部のおよそ2.1キロにわたる老朽下水管を対象に改修を行い、排水能力と管路の耐久性を高めます。実施期間は、2026年8月から2028年11月までの予定です。

JICAは、今回の事業を通じて、ホーチミン市の公衆衛生環境の改善と都市の強靭化を支援していく方針です。