地元警察の幹部は、同州シビ地区で警官の乗った車両が標的にされたと語り、これまでに見つかった証拠から、自爆攻撃だったと思われると説明しました。捜査は現在も続いているとしました。

その後この爆発について、新興の民兵組織テーリク・エ・ジハード・パキスタン(TJP)が犯行を認める声明を出しました。

TJPからCNNに届いた声明によりますと、同組織は「武装ジハード」を使って「パキスタンにイスラム体制を確立する」目的で、2月23日に結成されました。

TJPがパキスタン国内で大規模な襲撃事件を起こしたのは初めてです。今回の襲撃に対するTJPの関与について、パキスタン内務省は確認していません。

シビ市内の軍病院によりますと、負傷した警官のうち3人は重体となり、病院で治療を続けています。

CNNが入手した現場の写真には、道路上にがれきが散乱し、当局が証拠を収集する様子が映っています。

バルチスタン州はパキスタンで最大の面積をもつ州で、長年にわたり、分離独立要求勢力による紛争が続いています。

パキスタンでは1月と2月にも、警官が襲撃されて多数が死傷する事件が発生しました。相次ぐ襲撃は、急激に悪化するパキスタンの治安情勢を物語っています。(CNN.co.jp)