【ワシントン時事】米国防総省のデービス報道部長は3日、フィリピンのドゥテルテ大統領が米比新軍事協定見直しを示唆したことについて、「協定は完全に機能し続けている」と述べました。その上で「(大統領の発言は)実際の行動になっていない」と指摘し、米比関係は「非常に強固で安定している」と強調しました。


(写真:AFP/TTXVN)


国務省のトルドー報道部長も「(協定見直しについて)比国防当局から公式な連絡を受けていない」と指摘した上で、「比側が(協定に基づく)義務に従うことを期待する」と語りました。

同協定は、中国の南シナ海進出をにらみ、アキノ前比政権下の2014年に締結されました。比国内の基地の共同使用を認め、米軍駐留を事実上可能にする内容。ドゥテルテ大統領は今月2日、見直しもあり得るとの見方を示し、物議を醸していました。