(写真:ロイター)

カナダのトロント郊外で23日昼すぎ(日本時間24日未明)、ワゴン車が歩道に突っ込んで2キロほどにわたって次々と歩行者をはね、これまでに10人が死亡、15人がけがをしました。


警察は、歩行者をはねたあと、現場から走り去ったワゴン車を運転していたトロント近郊出身のアレックス・ミナシアン容疑者(25)を拘束して取り調べています。

警察とゴデール公共安全・緊急事態準備相は日本時間の24日午前会見し、意図的な犯行だとする一方、「これまでの情報では、カナダの安全保障に影響を与えるものではないようだ」と述べ、現時点では組織的なテロの可能性は低いとの見方を示しました。

また、カナダの公共放送CBCテレビは政府関係者の話として、ミナシアン容疑者はどのテロ組織とも関係していないと伝えていて、警察は容疑者からさらに事情を聞いて事件の背景を調べています。

トロントにある日本総領事館によりますと、これまでのところ日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。

トロントでは今月22日からG7=主要7か国の外相会合が開かれていましたが、現場はその会場から北へ10キロ余り離れた商店が立ち並ぶ地域で、会合に影響はありませんでした。