(NHK)カナダ最大の都市トロントの近郊で24歳の男がタクシーの中で爆発物を爆発させたあと死亡し、警察は男がインターネットを通して過激派組織IS=イスラミックステートに感化され都市部でテロを実行する直前だったと見て調べています。
カナダの警察によりますと、最大都市トロント近郊のストラスロイで10日、警察がテロ容疑で監視していた男を路上で制止しようとして、男に向け発砲しました。男はその後、タクシーに乗り込んで爆発物を爆発させたあと死亡し、タクシーの運転手も軽いけがをしました。

(写真:Sky News)
警察によりますと、男は24歳の白人で、かつてインターネットを通じて過激派組織ISのメンバーと接触し、ISの指導者のバグダディ容疑者への忠誠も誓っていたということです。また、男はみずから収録したビデオの中で「イスラム教徒の怒りの炎はお前たちの血によってのみ鎮まる。攻撃対象になるとはどういうことかを、きょう体験しろ」などと話しており、警察では男が都市部でテロを実行に移す直前だったと見て調べています。
カナダではおととし、イスラム過激思想に影響を受けたと見られる男が連邦議会を襲撃する事件が起きていて、過激思想の浸透に警戒が高まっています。
