9日の内閣会議で、カンボジアのフンセン首相は関連各省庁に対し、ベトナムとの国境画定協定の公開作業をさらに強化するよう求めました。


フンセン首相(写真:AFP)


フンセン首相は、この協定はカンボジアの国王と国会が承認したもので、カンボジアの領土と主権を守る事業において与党カンボジア自民党の責任感と透明性を示していると強調しました。また、公開作業の強化は、野党カンボジア救国党の中傷論調を明らかにするものであるとしています。

なお、10月4日、カンボジア救国党のウム・サム・アン議員は、カンボジア政府がベトナムとの国境画定協定に使っている地図は違法であり、憲法で定められた地図は、カンボジアが1954年に国連で保管したものだと主張しています。

これに対し、カンボジア政府は、同国の憲法で定められた地図は1954年のものではなく、カンボジアが1964年に国連で保管した地図であると反論しました。同議員の行動は極端な民族主義を刺激するものであり、カンボジアの領土保存について国内外の世論に誤解を与えるためだと批判しました。そして、カンボジア政府は同議員に対し、厳しい法的措置を取ると明らかにしました。