7月27日付のイスラエルの地元メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」によりますと、この試算は、国際NGOオックスファムが、パレスチナ経済政策研究所(MAS)、およびパレスチナ貿易センター(PalTrade)と協力してまとめた「ガザの再建」と題する報告書で示されたものです。
報告書によりますと、ガザ地区の被害と経済的損失の総額は、580億ドル近くに上ると推定されています。また、今後10年間の復旧・復興に必要な費用は714億ドルと見積もられています。
一方、2008年から2009年、2014年、2021年の衝突後に行われたこれまでの復興では、必要額は合わせておよそ100億ドルでした。
物理的な破壊に加え、今回の衝突は、ガザ地区の経済的・社会的基盤にも深刻な被害をもたらしました。図書館、文書保管施設、文化機関も失われ、パレスチナの歴史とアイデンティティの保存にも影響が出ています。
報告書は、パレスチナ人による主導を重視した5年間の復旧枠組みを提案しています。また、ガザ地区、ヨルダン川西岸、東エルサレムを結びつける、統一された国家的ビジョンの必要性を訴えています。
