国連のパン・ギムン事務総長は21日夕方、エジプトの首都カイロを訪れてシュクリ外相と会談し、イスラエルとハマスの間の戦闘停止に向けたエジプト政府の取り組み状況について意見を交換しました。


ガザ地区で展開されているイスラエル軍の戦車(写真:http://giaoduc.net.vn)

このあとパン事務総長は記者会見し、「500人以上が死亡し、とても受け入れがたい事態に陥っている。人々のけがの手当てのためにも即時停戦が必要だ」と述べたうえで、イスラエルとハマスに対し、エジプトが示している停戦案の受け入れを求めました。

また、エジプトのシュクリ外相は、「われわれの提案は、ガザ地区の境界の検問所を開放することも含んでおり、戦闘の停止だけでなくパレスチナの人々を守ることにもつながるはずだ」と述べて、停戦案を拒否し続けているハマス側に対し態度を軟化させるよう呼びかけました。

戦闘が一段と激化しているガザ地区の情勢を巡っては、アメリカのケリー国務長官も21日夜、カイロに到着し、パン事務総長やエジプトの政府要人と相次いで会談することになっていて、停戦の早期実現を模索する国際社会の動きが活発になっています。