3月14日、ガザ地区のブレイジ難民キャンプの廃墟=TTXVN |
29日、イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルとイスラム組織ハマスとの間接交渉を仲介するエジプトとカタールに対し、代表団を再派遣することを承認しました。これにより、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止や人質解放を巡る停滞した交渉が近く再開される見通しとなりました。
しかしながら、双方の主張には大きな隔たりがあり、進展が果たしてあるかどうかは不透明です。
この交渉には他にも、アメリカが仲介しています。イスラエルは、ハマスが人質40人を解放する代わりに、イスラエルが拘束するパレスチナ人700人を釈放する案に6週間の戦闘休止期間を設けることに同意しました。
一方、ハマスはガザ最南部のラファに侵攻する構えを崩しておらず、恒久停戦やイスラエル軍のガザ撤収を要求しています。
29日、アメリカのCNNテレビによりますと、ラファ侵攻計画を巡るアメリカ・イスラエル両政府の高官協議が、早ければ4月1日にワシントンで開催されると報じられました。
3月25日の国連安全保障理事会でアメリカがガザ停戦決議に拒否権を行使しなかったことに対し、イスラエルは反発し、政府代表団の派遣を一時中止しましたが、その後、日程を再調整しております。
また、アメリカは約150万人の避難民が密集するラファに地上侵攻すれば、民間人の被害拡大が避けられないとして反対しております。
イスラエルメディアによりますと、エジプト・カイロではモサドの当局者らが間接交渉のために参加し、その後、カタール・ドーハでの交渉にはモサドのバルネア長官らが加わる可能性があるとのことです。
29日もイスラエル軍はガザ各地で攻撃を続けましたが、戦闘によるガザ側の死者は、ガザ保健当局によりますと、3万2623人に上るとの報告があります。(日本経済新聞)

