イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム原理主義組織ハマス との戦闘を巡り、アメリカのケリー国務長官は24日までに、1週間の戦闘停止などを盛り込んだ停戦案を双方に提示しました。イスラエルのハーレツ紙(電子版)が25 日、イスラエル高官の情報として報じました。ケリー長官は同日午後までカイロに滞在し、回答を待つ予定ということです。

ハーレツ紙によりますと、ケリー長官は23日夜、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した際、調停案を提示しました。双方は1週間、戦闘を停止し、その間に停戦が永続する内容の交渉をエジプトを仲介役に進めるとしています。協議にはヨルダン川西岸パレスチナ自治区を統治するパレスチナ自治政府も参加する予定です。ただし戦闘停止中もイスラエル軍はガザに駐留し、ハマスの掘削したトンネルの捜索や破壊は継続するとしています。

また、交渉では、イスラエル側が求めるガザの武装の解除や、ハマス側が要求するガザの封鎖解除、復興などについて話し合う、としています。米国や国連の潘基文(バン・キムン)事務総長らが交渉を保証するとも定めているということです。

これとは別に、イスラエル政府は25日午後、外交・安全保障閣僚会議を開催し、ガザでの軍事作戦の継続などについて協議する予定です。

停戦を巡り、エジプトが14日に停戦案を提示しました。イスラエルが受け入れを表明しましたが、ハマスが拒絶していました。