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インド政府は5日、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側の州、ジャム・カシミール州の自治権を撤廃する大統領令を発表しました。
イスラム教徒が多数を占めるジャム・カシミール州は、州議会に強い権限が認められるなど1949年以来、憲法上、特別な自治権が保障されています。
ことし春の総選挙で圧勝したモディ首相率いる与党・インド人民党はこの自治権の撤廃を公約に掲げ、今回の措置はモディ首相の方針によるものと見られています。
今後、議会で憲法改正についての審議が行われる見通しで、承認されれば、70年間にわたって認められてきたジャム・カシミール州の自治権が正式に撤廃されることになります。
カシミール地方をめぐっては、ことし2月にインドとパキスタンの軍事的緊張が高まったほかインドからの分離独立を求める勢力が、テロなどを繰り返していて今回の措置をめぐって緊張が高まるおそれも出ています。

