カシミール国境・チャコティー村でパトロール中のパキスタン兵士(AFP/TTXVN)

双方は「正当な理由のない」攻撃を仕掛けたとして互いを非難しています。住民によると、砲撃は夜になっても続いていました。

インド支配地域に住む多くの住民は、停戦ライン「実効支配線」から避難を余儀なくされました。一方で、パキスタン当局は、同国の支配地域側でインドの砲撃により多数の民家が焼けたと明らかにしました。

インドの軍と警察によりますと、兵士4人と8歳の少年1人を含む民間人4人、計8人が死亡、また、治安部隊や民間人少なくとも12人が負傷しました。

一方、カシミール地方のパキスタン支配地域のトップを務めるラジャ・ファルーク・ハイデル氏は、激しい砲撃により5人が死亡し、31人が負傷したと明らかにしました。パキスタン軍は、死者のうち1人が同軍の兵士だったと認めています。

インドの当局者らは、実効支配線の北端で戦闘員らがインド側の支配地域に侵入しようとした際に戦闘が激化したと述べています。

実効支配線ではこの5日前、銃撃戦によりインド兵3人と戦闘員3人が死亡したばかりで、緊張はさらに高まっています。

カシミール地方は、1947年にインドとパキスタンが対立して分離独立して以来、両国間で分割されてきました。同地方は以降、勃発した3回の印パ戦争のうち二つの原因となりました。両国は、実効支配線を越えてたびたび砲撃戦を繰り広げ、常に互いを非難しています。