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1959年に親米政権を倒したキューバ革命を主導し、社会主義政権を樹立したフィデル・カストロ氏は去年11月に90歳で死去し、遺骨は革命発祥の地と呼ばれる東部の都市にある墓地に埋葬されました。
死去から1年となった25日、キューバ各地で追悼行事が行われ、このうち首都ハバナでは大勢の市民が大学のキャンパスに集まりました。
そして、故人をしのぶ歌に耳を傾けるなどして死を悼んでいました。
生前、個人崇拝を嫌ったフィデル・カストロ氏の考えを尊重してか、当局は追悼行事を主催せず、指導部の演説などもなかったもようです。
キューバをめぐっては、アメリカのトランプ政権が今月、観光客のキューバへの渡航を規制するなど厳しい姿勢に転じていて、「市民に自由をもたらすようキューバ政府に促す」としています。
キューバでは来年、フィデル氏の弟のラウル氏(86)が国家元首の座から退く見込みで、「カストロ兄弟」が実権を握る政治体制は終わりますが、後継者と見られるミゲル・ディアスカネル氏(57)は、これまでのところ社会主義体制の堅持を掲げており、キューバの行方が注目されます。

